九州労災病院様は、福岡県北九州市にある独立行政法人労働者健康安全機構が運営する、整形外科や総合リハビリテーション、脳神経、高圧治療等に強みを持つ401床の総合病院です。(ご担当者様:総務課 竹熊係長)
紙運用からの脱却と法改正対応を見据えた勤怠管理の一元化
導入前は、病院の在院時間を管理するためにICカードで打刻を行っていたものの、その後の確認や集計は担当者が手作業で対応していました。
また、時間外勤務や年次有給休暇等の申請は紙媒体を介して運用していたため、勤怠関連情報が分散し、労務管理を一元的に把握することが難しい状況でした。結果として、在院時間の管理そのものが担当部門にとって大きな負担となっていました。
加えて、令和6年4月から適用される医師の時間外労働上限規制への対応も大きな課題でした。勤務間インターバル、代償休息、副業・兼業、宿日直、自己研鑽、勤務時間の上限管理など、医療機関特有の複雑な管理項目を適切に運用していく必要がありました。
こうした背景から、法改正対応と日常運用の効率化を両立できる就業管理システムの導入を検討しました。その結果、複数のシステムを比較検討したうえで、本システムの導入を決定しました。
導入の決め手となったポイントは、以下の点です。
これらの理由から、本システムの導入により、法制度対応と業務効率化を同時に実現できると考え、導入を決定しました。
勤怠情報の一元化による管理精度向上と業務負担の軽減
システム導入後は、在院時間、時間外勤務、年次有給休暇、副業・兼業、年休取得状況、時間外労働の上限管理などの情報を一元的に把握できるようになりました。これにより、必要なデータの確認や集計を迅速に行えるようになっています。
このように、「TecSTORK.NaVi」の導入によって、業務効率化と管理精度向上の両面で具体的な効果を実感しています。
運用面を支えるサポート体制の安心感
当院の就業規則や運用に完全に一致しない部分については、運用面で工夫しながら対応している点もありますが、全体としては概ね満足しています。
特に、導入時の支援や稼働後の問い合わせ対応が迅速であり、必要な際に的確な回答を得られる点に安心感があります。
医療機関特有の複雑な勤務管理に対応しながら、制度対応と実務運用の両立を支えてくれるシステムとして有効性を感じています。
今後は、より運用に即した機能改善や制度解釈への対応が進むことで、さらに使いやすいシステムになることを期待しています。
勤務形態が複雑で、法改正対応や労務管理の精度向上が求められる医療機関にとって、比較検討に値するシステムだと感じています。
特に、在院時間管理、時間外勤務管理、休暇管理などを一元化したい組織においては、業務効率化と管理精度向上の両面で効果が期待できます。
医療機関特有の運用を踏まえた仕組みや導入実績があることも、安心して導入を進めるうえで大きなポイントになると考えています。

